ノアと新日本が「新人育成」でタッグを組む。両団体は１２日、都内で会見し、４月からプロレスラー養成の合同プロジェクトを発足させると発表した。近年は入門者が減り、厳しい練習に耐えきれずに辞めるケースも多発していた。業界の先細り感を打開するため、メジャー２団体が手を組んだ。プロ育成コースはノア、新日本それぞれの道場に入門する２コース。ノアでは現役レスラーらが指導に当たり、新日本もヒロ斎藤らがトレーナーに就任する。両コースの合同練習も予定されている。受講期間は約半年で、基礎体力トレーニングや食事、栄養学など多岐にわたって教える「プロレス学校」となる。新日本には一般と子供のコースも設けられる。