<新日本:東京大会>◇23日◇後楽園ホール◇2005人

 IWGPジュニアタッグ選手権試合は田口隆祐(31)、プリンス・デヴィット(29)組が、飯伏幸太(28=DDT)、ケニー・オメガ(27=同)の王者組を破り、王座に返り咲いた。合体技ブラックホール・バケーションはオメガに返されたが、すぐに追撃。田口のどどん、デヴィットのブラディサンデーを合わせたブラックサンデーを決め、田口がオメガにフォール勝ちした。昨年10月の対決はプロレス大賞ベストバウトに選ばれたが、試合には負けてベルトを失っていた。雪辱を果たした田口は「ベルトを取り返せたのが何よりうれしい」。田口は前日にCMLLウエルター級王座を獲得。IWGPジュニア王者デヴィットとそろっての2冠で、名実ともにジュニア最強チームになった。