WBA世界スーパーバンタム級王者の下田昭文(26=帝拳)が、将来的な複数階級制覇を目標に掲げた。強打の左を武器に3度のダウンを奪い、12回判定3-0で勝利した李冽理(横浜光)戦から一夜明けた1日、都内で会見。「まずは防衛が一番だけれど、挑戦し続ける方がいい。統一王座、2~3階級制覇に興味がある」と言い放った。世界初挑戦で王座を奪回した前夜は、試合後に関係各所へあいさつに回り、午前5時ごろ帰宅。「興奮して一睡もできなかった」という。帝拳ジムの浜田代表は今後について「今のところ白紙。1カ月ほど休ませてオファーを待ちたい」と話した。