前WBA世界スーパーフライ級王者名城信男(29=六島)が、5日のWBC同級王者トマス・ロハス(30=メキシコ)挑戦を前に1日、大阪市内で練習を公開。この日時間差で行われた王者と挑戦者の公開スパーリングでは、両者とも「2回TKO勝ち」した。まずはロハスが、大学生のアマチュア選手をめった打ち。2回2分19秒でストップさせ「いい汗がかけた」とニヤリ。続いて名城がジムの後輩プロ選手を相手に、2回残り15秒に右カウンターでキャンバスに沈めた。「いつもの試合前より動けている」と笑顔だった。