WBC女子世界ライトフライ級王者富樫直美(35=ワタナベ)がWBC公認の福祉活動をV6戦で展開する。WBC女子トリプル世界戦が3月12日、東京・後楽園ホールで開催されることが14日、発表された。同級11位ジュジース・ナガワ(23=フィリピン)と防衛戦を行う富樫の提案で、同興行はWBCの福祉活動「WBC

 CARES」と銘打たれ、障害者とその介護者や家族らを会場に招待することが決まった。

 昨年11月にメキシコで行われたWBC総会に出席した富樫が老人や孤児の施設の慰問に参加し、同活動の存在を知った。「日本でも同じような形にしていけたら、と思いました。自分の感じた良いことをつなげていきたい」と話した。