「破壊王子」橋本大地(18)のデビュー戦に、父を支えた人々が再集結する。ゼロワンは22日、都内で会見を開き、3月6日の10周年記念興行(東京・両国国技館)の全カードを発表。団体創設者の故橋本真也さん(享年40)の長男大地は、蝶野正洋と第6試合で戦うことになった。入場テーマ曲は、父の「爆勝宣言」を使うことが決まり、作曲者の鈴木修氏からこの日、原版のCDが渡された。さらに、橋本さんが生前に使っていた鉢巻き、橋本さんのイラストも贈られた。プレゼント攻勢に大地は「まだデビューもしていない僕のために…感謝の気持ちでいっぱいです」と声を詰まらせた。橋本さんと闘魂3銃士を結成した武藤敬司が、試合のテレビ解説をすることも決定。父ゆかりの人物に囲まれ、大地は最初のゴングを聞く。