WBA世界スーパーフライ級1位の亀田大毅(22=亀田)が、東日本大震災で被災した人々のために「KO勝利」を誓った。今日2日の54キロ契約10回戦(沖縄県立武道館)で、元WBC米大陸ライトフライ級王者のヘスス・マルティネス(35=メキシコ)と対戦する。1日、那覇市内での前日計量を、両者ともに54・0キロのリミットで一発クリア。大毅は「日本中が明るくなれるように、夢と希望を与えられる試合をしたい。KOやな」と気合を入れた。1月に返上したWBA世界フライ級に続く、2階級制覇へ向けた初戦になる。勝利後は恒例だったリング上での熱唱パフォーマンスを自粛し、ファイトマネーは被災地への義援金に充てる。