ＷＢＡ世界バンタム級王者の亀田興毅（２４＝亀田）が２４日、初防衛戦で亀田家初の世界戦ＫＯ勝利に固執する姿勢を示した。来月７日に同級１４位ダニエル・ディアス（２７＝ニカラグア）とのＶ１戦（大阪府立体育会館）に向けてフィリピンで約３週間の合宿を行い、２４日に帰国。計１００回のスパーリングで実戦感覚を養った興毅は、亀田家の世界戦計１０戦で１度もＫＯ勝ちがないことに「このままではあかん。初の大阪の世界戦やし、デビュー時のようにガムシャラにやる。亀田とＫＯはセット。バリューセットやな」と強調していた。