WBC世界スーパーフェザー級王者の粟生隆寛(27=帝拳)が26日、チャリティーサイン会で集めた募金を即日、東日本大震災の被災者に手渡した。同日午前、千葉・鴨川市の亀田病院でサイン会を実施。午後には福島県福祉事業協会傘下の知的障害を持つ施設の入居者、そのスタッフが避難する鴨川青年の家を訪問し、サイン会などで後援者らと集めた計50万7708円の義援金を送った。粟生は「被災した方々の声を直接、聞いて感じるものがある。少しでも力を感じてもらえれば」と話した。また今月8日にV1防衛したが、年内にあと2回の防衛戦の開催も希望した。