初防衛に成功したWBA世界バンタム級王者の亀田興毅(24=亀田)が8日、メキシコ人初の世界4階級制覇を達成したホルヘ・アルセ(31=メキシコ)とのタイトル戦実現に意欲を示した。前日7日に地元大阪で同級14位ダニエル・ディアス(27=ニカラグア)を11回終了TKOで下した興毅は、大阪市内のホテルで会見し「年末にビッグマッチを組みたい」と宣言。候補にアルセを挙げ「向こうは5階級制覇を狙う試合になるし、前からやりたいと言われていた。タイミングを合わせたいな」と強敵との対戦を希望した。ファイトマネーが高額なアルセとの試合は、国内開催が困難を極める可能性はあるが「海外でやってもええ」と敵地に乗り込んでも実現させたい気持ちを口にした。