ＵＦＣで活躍する岡見勇信（２９）が、８月２７日（日本時間同２８日）ブラジル・リオデジャネイロで開催のＵＦＣ１３４大会でミドル王座に挑戦することが９日（同１０日）、正式発表された。今年２月にＶ８防衛に成功した王者アンデウソン・シウバ（３６＝ブラジル）に挑む。０３年２月、宇野薫がライト級王座決定戦に挑んで以来となる日本人のＵＦＣタイトル挑戦。この日、米ラスベガスに出発した岡見は「ようやく正式に話せるのでうれしく思います。あとはやるだけです」と声を弾ませた。

　シウバの母国でのタイトル挑戦となるが「アウェーは慣れているし、何の問題もない。むしろ今は敵地に乗り込んで取るからこそ、価値のある本当の王者」と宣言。日本人初のＵＦＣ王座奪取に向けて「最強のフィジカル、精神、気迫をつくりアンデウソンをつぶします」と意気込んだ。