WBC世界ミニマム級王者の井岡一翔(22=井岡)が、WBC世界同級5位の日本王者・八重樫東(28=大橋)と激しいスパーリングを展開した。18日に横浜市内の大橋ジムを訪問し、八重樫との5回のスパーリングを公開。大学生のアマ時代に出げいこで手合わせしてくれた実力派の先輩と1歩も引かないファイトを続け、最後の30秒間はお互い連打で締めくくった。井岡は「同じ階級だし、熱くなった。負けたくないので打ち合った」と大粒の汗。八重樫に「アマ時代より体力、パワーがプロ仕様になった。オーラもあるね」とほめられると照れ笑いも浮かべた。初防衛戦は7月下旬から8月上旬で国内を予定し、会場を最終調整しているという。