全日本のスーパーヘイト(41=平井伸和)が、29日の神戸大会後に体調不良を訴え、神戸市内の病院で脳卒中の診断を受け、同日深夜に開頭手術を受けた。一命は取り留めたが、絶対安静で予断を許さない状態が続いている。

 スーパーヘイトは29日、抗争中のKENSO(36)と「ウィップ・アス・ランバージャックデスマッチ」で対決。仲間の極悪軍団ブードゥー・マーダーズ(VM)の援護を受けたが、ハイキックからダブルニードロップで、6分36秒に片エビ固めで敗れ、試合後、インタビュー後に嘔吐(おうと)して、神戸市内の病院へ搬送された。

 スーパーヘイトは、日本プロレスで活躍して03年に亡くなったミツ・ヒライさんの息子。その事実を隠して90年にSWSのテストを受け入団。全日本移籍後は前座レスラーとして活動していたが、08年にVM入りしてヒールに転向した。