<プロボクシング:日本フェザー級タイトルマッチ10回戦>◇11日◇東京・後楽園ホール◇1150人

 日本フェザー級王者の細野悟(27=大橋)が、3度目の防衛に成功した。同級6位高山和徳(28=船橋ドラゴン)の挑戦を受け、2回に左のショートアッパーを利かせてダウンを奪取。立ち上がった高山に左ボディーを連発し、同回2分56秒、レフェリーストップによるTKO勝利を挙げた。次戦は年内に海外で世界挑戦することで調整中。細野は「生き生きして、熱く燃える試合がしたい」と意欲満々。大橋秀行会長(46)は「WBA、WBCのどちらの王者でも喜んで挑戦に行きます」と後押ししていた。