UFCミドル級王座に挑戦する岡見勇信(29)が、日本人初のUFC王座奪取と、来年開催予定のUFC日本大会で防衛戦を実現する野望を掲げた。8月27日(日本時間同28日)にブラジルで同級王者アンデウソン・シウバ(36=ブラジル)に挑戦する岡見は17日、最終合宿を行う米ポートランドに出発。「日本人初のUFC王座奪取はやりがいある仕事。来年に予定される日本大会で王者として防衛戦をやりたい」。

 米国では昨年8月のシウバとのタイトル戦で惜敗したチェール・ソネン(米国)が所属するチーム・クエストで練習。シウバはV8防衛中の王者だが「ソネンや陣営から助言をもらえる。アンデウソンと2人の空間をつくりたい」と自信をみなぎらせていた。