WBA世界スーパーフェザー級王者内山高志(31=ワタナベ)が11月中旬、首都圏で4度目の防衛戦に臨むことが19日、濃厚となった。11月14日、さいたまスーパーアリーナで開催の方向で調整が進み、同級暫定王者ホルヘ・ソリス(31=メキシコ)との王座統一戦が浮上している。今年1月、V3戦の相手として1度発表されたが、ソリスが気管支肺炎を理由に試合をキャンセル。そのソリスは暫定王座を保持したまま今年3月、当時のWBA世界フェザー級スーパー王者ユリオルキス・ガンボア(キューバ)に挑戦して4回TKO負けしていた。

 この日、東京・北青山で世界美容家協会主催のイベントで講演した内山は「試合の予定も見え、さらに気合が入ってきました」と意欲的。またワタナベジム渡辺均会長は「あと2~3度防衛に成功したら同じ階級のWBC王者粟生選手との統一戦も話しています」との可能性を明かした。