<新日本:G1クライマックス>◇14日◇東京・両国国技館◇1万1500人

 中邑真輔(31)が内藤哲也(29)との優勝決定戦で、20分19秒、ボマイェからの片エビ固めでフォール勝ちした。

 出場2度目の内藤哲也(29)が躍進した。昨年は当時のIWGP王者真壁を撃破し、今年は現IWGP王者棚橋にフォール勝ちして初の決勝へ。中邑の武器の左ヒザを集中攻撃して追い詰めながらも、1歩届かなかった。来年以降に期待を持たせた内藤は「この舞台に立てるレスラーになったんだって喜びをしっかり感じた」と手応えを口にした。