<新日本:G1クライマックス>◇14日◇東京・両国国技館◇1万1500人

 低迷する天山広吉(40)が意地をみせた。全日本からフリーで復帰してきたかつての相棒で昨年G1覇者の小島と06年のG1決勝以来の激突。最前線で活躍するライバルの猛攻を耐え抜き、アナコンダバイスで絞め上げ、最後はオリジナルTTDで3カウントを奪取した。小島の決勝進出を阻止し「最後にあのくそったれをどんな手でもつぶすしかないと。これからバンバン、大復活していく」と宣言した。