WBA世界スーパーフライ級王者清水智信(30=金子)が祝勝イベント満載にうれしい悲鳴を上げた。7日に地元福井市に凱旋(がいせん)帰郷し、福井県の西川一誠知事、同市の東村新一市長らの出迎えを受けて福井駅前広場で祝勝会が開催されることが4日まで決まった。9日と10日は地元テレビ局の番組に出演し、地元の祝勝会にも出席予定で「駅に着くまでにきちんとした格好をして鼻毛も切りなさいと言われました」と苦笑した。

 金子ジムのある東京・世田谷区の保坂展人区長との対談オファーが届き、下北沢駅商店街でのパレードも予定される。来月10日には都内ホテルで清水の世界王座奪取&ジム創設45周年の祝勝会も行われる。右目眼窩(がんか)底骨折のため、金子会長から「1カ月はゆっくりしていい」と言われたが「本当は体を動かしてご飯を食べたいですが…」と戸惑いの気持ちを口にしていた。