沢木耕太郎氏のノンフィクション「一瞬の夏」の主人公で知られる元東洋ミドル級王者カシアス内藤氏の長男内藤律樹(20=E&Jカシアス)が、プロデビュー戦勝利で父の花道を飾る。5月にプロテストに合格し、今日30日の初戦(東京・後楽園ホール)で小野木崇文(34=大一スペースK)と対戦。29日、都内での前日計量をリミットの61・2キロで一発クリアした。試合前には父の引退式が行われる予定で「チャンスがあればKOしたい」と闘志をみなぎらせた。