<新日本:IWGPヘビー級選手権>◇3日◇福岡国際センター

 王者のオカダ・カズチカ(24)が2度目の防衛に成功した。挑戦者の後藤洋央紀(32)を相手に24分55秒、必殺技レインメーカー(短距離式ラリアット)からの片エビ固めで完勝。名実ともに新時代の到来を満員のファンに知らしめた。

 ヒール軍団ケイオスの新王者、オカダが2度目の防衛に成功し、新時代の到来を告げた。後藤の得意技「昇天」にてこずる場面もあったが、危なげなく一蹴。王座を難なく守り「(後藤は)あんなもんか。大したことなかった」とビッグマウスをさく裂させた。名前と実力で集客できる選手を目指し、新日本入り。金の雨を降らせる“レインメーカー”を名乗る以上、満員のファンの期待を裏切れなかった。この日もメキシコ仕込みの関節技、墓石式脳天食い打ちからのレインメーカーなどで大暴れ。新旧のファンに新日本の「新エース」の存在を知らしめた。試合後は、オカダに2月12日の大阪大会でIWGPヘビー級のV12を阻止された棚橋が次の挑戦者に名乗りを上げた。だが王者は「IWGP(ヘビー級)のベルトがどういうものか教えてやる」とし、3度目防衛に自信を見せた。【菊川光一】