貴乃花親方の一番弟子が新人王を盛り上げる。東日本新人王決勝戦(11月4日、東京・後楽園ホール)の記者会見が19日、都内で行われた。今年から初めてオープン戦としてヘビー級も開催される。出場する大和藤中(27=金子)は、元貴乃花部屋の力士で弟子第1号として04年春場所で初土俵を踏んだ。ボクシングの夢を追うため、わずか10カ月で引退も、第2の人生に懸ける気持ちは強い。ヘビー級は、藤本京太郎が日本人初の世界ランカーになるなど上昇ムード。相手は1年前に判定勝ちしたマンモス植田だけに「返り討ちします」と意気込んだ。