総合格闘家・石井慧(26=I

 DASH

 RHINO)が初めて柔道着姿でプロリングに入場する。明日20日にIGFのGENOME25大会(福岡国際センター)でケリー・ショール(41=米国)との総合ルール戦を控えた18日、都内のジムで約1時間の最終調整に臨んだ。16年リオ五輪の米国柔道代表入りを目指し、4月12~13日に全米柔道体重別(米バージニア州)の無差別級にエントリーした石井は「今回は柔道着で入場します」と宣言。故郷の大阪府に本社がある九桜(くざくら)製の柔道着で花道を歩くと明かした。

 同日の練習では左ローキックを入念にチェックした。昨秋にK-1番長ジェロム・レバンナからお墨付きをもらったという得意キックで「今回はローキックの鬼になる。蹴って相手の心も折りたい」と自信たっぷりだった。