メキシコでIBF世界ミニマム級王座を奪取した高山勝成(29=フリー)の国内公認について、日本プロボクシング協会の大橋秀行会長(48)は、高山本人と日本ボクシングコミッション(JBC)の対応を見守る姿勢を示した。同会長は「敵地で世界王者になったことは快挙。敬意を表したい」とした上で、高山がJBCライセンスを保持していないため「今は日本で世界王者としてカウントされない」と話した。国内で防衛戦を行うためには日本協会の加盟ジムに所属し、JBCにライセンスを再び申請する必要があるだけに、今後の高山の行動に注目が集まる。