WBC世界スーパーフライ級王者佐藤洋太(29=協栄)が29日、5月3日の3度目の防衛戦に向け、バンコク郊外のナコンルアンジムで公開スパーリングを行った。相手は、元同級世界王者スリヤン・ソールンビサイの弟でフライ級で15戦15勝のナワポーン・ソールンビサイ。1ラウンド4分を2ラウンド、18オンスの大きなグローブを使用という異例のスパーリング。ナワポーンは、大声を出しながらガンガン前に出てくる戦法で、佐藤は冷静にさばいた。スパー後佐藤は「(挑戦者の)シーサケットもガンガン入り込んで来る気でいると思う。それが分かった」とコメント。20人の地元メディアには「簡単ではないが、ベルトを持って帰りたい」と決意を示した。