総合格闘家・石井慧(26=I

 DASH

 RHINO)のIGF連続参戦が微妙な状況となった。26日に行われたGENOME26大会のヒーゾ戦で頸椎(けいつい)を痛めた石井は27日、都内で病状を明かした。試合直後の前夜に受けた精密検査で骨に異常はなかったものの、担当医から1カ月間の絶対安静を義務づけられたという。09年6月、頸椎ヘルニアの手術を受けた古傷でもあり「神経系の検査は後日にきちんと受けたい。連続参戦は考えていましたが、次はやらないかもしれない」と慎重。7月に予定されるGENOME27大会は欠場する意向を示唆した。

 日米を往復しながら、昨年大みそかを皮切りに2月、3月、5月とIGFに連続参戦した疲労も蓄積している。石井は「右足首にもダメージが残っている。5カ月間で4試合したので、少し休みが必要かもしれない」と表情を曇らせた。