WBO世界バンタム級5位の亀田和毅(21=亀田)が本番さながらのシミュレーション合宿を敢行する。8月1日、フィリピン・セブ市で同級王者パウルス・アンブンダ(32=ナミビア)に挑戦する和毅は14日、同地に出発。約1週間の予定で試合会場や最終調整するジムなどを視察し、10回前後のスパーリングも3度ほど消化。現地の気候をチェックして減量テストにも入る。20日には現地で世界戦開催会見に出席予定。約1カ月半後に控えた世界初挑戦と同じような状況に「雰囲気を味わってくる」と意気込んだ。

 またフィジカルトレの指導を受ける松栄勲トレーナー(57)も帯同し、現地で体力強化も続ける。和毅は「(世界5階級制覇王者)メイウェザーがガムをかんでリラックスする、と本で読んだ。自分も毎晩寝る前にガムをかみはじめた」と世界的スターの精神統一法も取り入れる意向。念には念を入れた予行演習に「オレの人生かかった世界戦。気合を入れていくよ」と気持ちを高揚させていた。【藤中栄二】