WBC世界スーパーフェザー級王者・三浦隆司(29=帝拳)が、自身初の米ラスベガス合宿でメンタル面の強さを証明した。6月30日に現地から帰国。約1週間の合宿では3日間、外国人選手と4回のスパーリングを消化した三浦は「緊張もなく、普通にスパーできましたね」と涼しい顔。メキシコ・カンクンで同級1位セルヒオ・トンプソン(29=メキシコ)との初防衛戦に臨むが、練習視察した帝拳ジムの本田会長は「海外でまったく動じていない。あれならメキシコで十分やれる」と太鼓判を押した。その三浦が唯一、不安視するのは時差ボケ。「毎晩、午前3時に目が覚めてしまい、午前6時ぐらいまで寝られなかった。防衛戦の時は考えていかないと」。