IBF世界ミニマム級王者高山勝成(30)が、9月10日に地元大阪で初防衛戦を行う見通しであることが22日、分かった。高山の新しい所属先になる仲里ジムがすでに大阪市内の会場を押さえて、挑戦者の絞り込みに入った。日本ボクシングコミッション(JBC)が4月にIBFを公認してから、国内での同団体王座戦は初めて。高山にとっても09年7月以来4年2カ月ぶりの国内復帰戦になる。

 高山は、09年に当時国内未公認だったWBO、IBFの王座獲得を目指して、JBCに引退届を提出。今年3月にメキシコでIBF同級王座を獲得した。仲里ジムからライセンスを申請し、今月12日にJBCの資格審査委員会で再発行を全会一致で認められていた。