3連続KOで決める!

 WBA世界ライトフライ級王者の井岡一翔(24=井岡)が13日、2度目の防衛戦(9月11日、大阪・ボディメーカーコロシアム)へ向けて、大阪市内のジムで本格的なスパーリングを開始した。31日に世界初挑戦を控えるWBC同級12位の角谷淳志(28=金沢)らと計8ラウンドこなした。

 同級5位クワンタイ・シスモーゼン(28=タイ)との決戦へ、井岡がこだわるのは「KO決着」だ。「観客もKOを見に来てくれてると思う。いい流れでKOにつながればいい」と話した。王座獲得から世界戦3連続KO勝利なら、WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志(5連続KO)に続く史上2人目の快挙。陸上の世界選手権男子100メートルを制したボルトにも刺激を受けた。「僕も常に1番じゃないと納得いかない」。自信にあふれている。【木村有三】