メキシコで初防衛に成功したWBC世界スーパーフェザー級王者・三浦隆司(29=帝拳)が20日、羽田空港に帰国し、凱旋(がいせん)マッチとなる年内のV2戦に意欲を示した。17日に同級1位セルヒオ・トンプソン(29=メキシコ)を判定で退け、今後は約1カ月間のオフ。妻子とともに温泉旅行を楽しむが、11月にも国内で予定される2度目の防衛戦も頭にあるという。試合後は猛暑で脱水症状に陥り、病院で点滴を受けた。激闘を物語るように両目周辺を腫らしているが「次は11月あたりで、と言われている。しっかり故障の回復に努めたい」と決意を新たにしていた。