モデルの女子ボクサー高野人母美(ともみ=26、協栄)が、自身初の男子選手との計100回スパーリングでプロ4戦目に備える。31日に東京・大田区総合体育館で大石久美(30=ワタナベ)とスーパーフライ級4回戦で対戦する高野は18日、都内の所属ジムで練習を公開。既に同門の16歳の練習生・前川廉と80回以上のスパーリングを消化したことを明かした。今後の調整で100回を超える予定で「こんなに男子とスパーするのは初めて。女子とは違う速さがあり、勉強になった」と収穫を口にした。

 ジム移籍初戦で猛練習を重ね「体形が変わり、腹筋も割れました」と自慢の肉体も披露した。本職がモデルのため、プロ意識も高く「計量で相手選手に迷惑がかからないようなサプライズを考えます」と予告。来年から本格的に世界ベルトを目指すため、年内最後の試合を鮮やかに締めくくるつもりだ。