ボクシングのロンドン五輪男子ミドル級金メダルで東洋太平洋、日本同級1位・村田諒太(28=三迫)のプロ4戦目が初の10回戦となった。14日、東京都内で記者会見が行われ、5月22日に京都・島津アリーナ京都で、世界ランカーとの対戦経験があるヘスス・ネリオ(24=メキシコ)と対戦することが発表された。

 主要4団体の世界ミドル級王者4人の中で世界的な知名度が圧倒的に高いのは、WBA王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)。29勝(26KO)無敗で10度防衛中。プロ、アマ通じてノックダウン、ストップ負けの経験がない。WBCのセルヒオ・マルチネス(アルゼンチン)は「驚異の男」の異名を持つスピードが武器のサウスポー。WBOのピーター・クイリン(米国)も30戦無敗。IBF王者フェリックス・シュトルム(ドイツ)はWBO、WBAでも同級王座を獲得した実力者だ。