<新日本:宮城大会>◇28日◇仙台サンプラザホール

 G1クライマックスAブロックで優勝候補の棚橋弘至(37)が、まさかの連敗を喫した。193センチ、140キロのインターコンチネンタル王者バッドラック・ファレに、スピードとテクニックで対抗。場外で、コーナーポストからのハイフライフローを見舞うなど、追い詰めたが最後はパワーに屈した。会見場でも倒れ込んだままの棚橋は「風向きが変わっちまった」と、絞り出すのがやっとだった。