来月5日にWBC世界ライトフライ級王者・井上尚弥(21=大橋)に挑戦する同級13位サマートレック・ゴーキャットジム(29=タイ)が、王座奪取に自信をみせた。30日、横浜市内で練習を公開し、WBAスーパーフライ級9位のペッバーンボーンと2回のスパーリング。練習後は「前に攻め続けて、ボディーで倒す。タイにベルトを持って帰る自信がある」と強気だった。一方で、視察した井上の父真吾トレーナーは挑戦者のパワー不足を指摘。「右のクロスだけ気をつけていれば怖さはない。攻撃のリードと、相手の動きを止めるリードが出来れば問題ない」。井上は既にジムワークを打ち上げており、減量も順調だという。