ボクシングの元世界3階級制覇王者・亀田興毅(27)が30日、海外での試合も視野に入れていくことを明言した。フィリピン合宿への出発前に成田空港で取材に応じた。25日の日本ボクシングコミッション(JBC)による資格審査委員会で、UNITEDジムへの移籍申請が却下された。国内での試合実現のめどが立たず、「今は全く先が見えないし、目の前は真っ暗。海外も選択肢の1つだし、それを考えざるを得ない状況」と話した。他ジムへの移籍については「いろいろなジムと水面下で話した末に出した結論が、UNITEDジムだった」と話した。既にフィリピンでキャンプ中の三男和毅と合流し、練習をしながら今後について考える。