<プロボクシング:フライ級10回戦>◇16日◇東京・後楽園ホール

 元世界2階級王者でWBAフライ級5位の井岡一翔(25=井岡)が、再起戦を勝利で飾った。同級14位パブロ・カリージョ(26=コロンビア)を3-0の大差判定勝ち。KOで仕留めることはできなかったが最後まで攻撃の手を緩めず、壮絶な殴り合いを制した。

 井岡は試合後、J1で首位に立つ浦和の槙野、森脇、李、柏木ら主力メンバーから再起戦の勝利を祝福された。特に槙野とは親交が深く、自身のブログでユニホームや著書をプレゼントされたことを紹介するほどの仲。レッズのごとく、赤く闘志をたぎらせての奮闘。浦和のメンバーからねぎらいの言葉をかけられると、最後は全員で記念撮影に収まった。