ボクシングのWBA世界スーパーフライ級王者河野公平(33=ワタナベ)と、同級2位亀田興毅(27)の指名試合の興行権を争う入札が中止となったことが18日、両陣営から発表された。

 JBCの秋山理事長は「無用な混乱を回避したことを評価したい。関係者が大人の判断を下してくれた」と、決定を好意的にとらえた。今回の入札に伴うWBA側の対応次第では、日本の脱退もちらつかせるなど、厳しい姿勢を打ち出していた。興毅については「JBCのルールを守ってやっていってくれれば」と話すにとどめた。