WWEは20日(日本時間21日)、70年代にジャイアント馬場と対戦したオックス・ベーカーさんが、同日に亡くなったと発表した。80歳だった。

 数カ月前から体調を崩していたといい、死因は腎不全とみられる。62年にデビューしたベーカーさんは、太い眉毛とひげが特徴で、198センチの大型のヒールとして活躍。全米で多くのタイトルを獲得した。70年12月には国際プロレスに参戦し、金網戦でラッシャー木村の足を骨折させるなど大暴れ。75年9月には全日本に参戦し、馬場のPWF王座にも挑戦した。88年に引退していた。(デーブ・レイブル通信員)