ボクシングのWBC世界ミドル級8位村田諒太(28=帝拳)が18日、来月30日のプロ6戦目に向け、都内の所属ジムで実戦練習を開始した。

 2階級上のライトヘビー級で戦うライオネル・トンプソンと4回のスパーリングを実施。鋭い出足から、上下にパンチを打ち分けるなど力強い動きを披露した。今回の試合はプロ転向時から恒例の米国合宿を行わず、初めて国内調整のみでリングに立つ。「まずはパンチが飛んでくる感覚をつかむことが重要。ここから良い点と悪い点を考えながらやっていきたい」と話した。