昨年12月31日に東京・大田区総合体育館で行われた世界ボクシング協会(WBA)トリプルタイトルマッチに出場したワタナベジムに所属する内山高志、河野公平、田口良一の3人の世界王者が29日、大田区役所を表敬訪問した。

 3年連続の大みそか興行を含め同会場で4度防衛している内山は「もう自分にとっては後楽園ホールのような感じ」と愛着を語り、地元出身の田口は「大田区で育ったので感慨深い」と笑顔で話した。訪問を受けた松原忠義区長は「大田区の体育館で1人の王者が生まれるだけでも興奮するのに、3人はすごいこと」と話した。