<プロボクシング:フライ級ノンタイトル10回戦>◇22日◇千葉・幕張メッセ国際展示場第2ホール◇観衆2500人

 WBA世界フライ級1位の亀田興毅(21=協栄)が238日ぶりに復帰戦を行い、WBO(日本未公認)世界ライトフライ級2位レクソン・フローレス(25=フィリピン)に3-0の大差判定勝ちを収めた。

 IGFのアントニオ猪木代表がリング下から熱視線を注いだ。興毅戦の観戦は06年5月のファハルド戦以来2度目。猪木代表は「ダウンが1発あって、逆に油断しちゃったかな。お父さんがセコンドにいないことで、微妙に影響があったかなあ。でも一生懸命やっていたし、次に期待したい」とエールを送っていた。また、楽天野村監督夫人の沙知代さんも、応援に駆けつけた。