WBA世界フライ級2位の亀田興毅(22)が来年1月31日、メキシコで同級14位エベルト・ブリセノ(30=ニカラグア)と世界前哨戦を行うことが24日、正式に発表された。ともに日本未公認団体のIBFにランクしているため「同王座挑戦者決定戦」と銘打たれる可能性もあったが、ノンタイトルで行われることになった。

 IBFタイトルにかかわれば、日本ボクシングコミッション(JBC)はもちろん、ジムの会長が集まる日本プロボクシング協会ともに反発は必至な状況だった。「同王座挑戦者決定戦」を強行すれば、処分を求める声も一部から出ていたが、ノンタイトルとなったことで、とりあえず、試合実現に支障はなくなった。