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ヒクソン復帰か!?桜庭と“電撃的”握手
日本の総合格闘技界をけん引してきた桜庭和志(38=チーム桜畑)に、最高の晴れ舞台が用意される!? HERO’S横浜アリーナ大会(17日)の前日会見が16日、新宿駅東口で行われ400戦無敗のヒクソン・グレイシー(47=ブラジル)が特別ゲストとして登場。集まったファンも注目の中、桜庭は“電撃的”握手を交わした。ヒクソン“復帰”も取りざたされる中、08年にも桜庭VSヒクソン戦実現のムードが漂ってきた。
主催者発表で5000人のファンが凝視する中、桜庭は船木、前田らと並ぶヒクソンの元へ進んだ。思わず船木が道を譲ると、迷わず手を差し出す。ヒクソンも顔を見詰め返すと、桜庭は両手で思いを込めるかのように、ヒクソンの右手を握り締めた。
日伯の総合格闘技の英雄2人が、残り少ない現役生活の中で急接近した瞬間。HERO’S実行委員の谷川EPも興奮した。「すごいショットでしたね」。つい夢中になり? 衝撃的な言葉を発した。「ヒクソンは試合をやる意思があります。おととい食事をして話しました。希望する相手はみんなが知っている人」。
さらに谷川EPは「彼は『私が試合をする意義がある相手。歴史をつくった人だ』と言っていた」と続けた。それが桜庭、船木ら日本総合格闘技の功労者であることは、容易に想像できる。実現の可能性は未知数だが期待は一気に膨らむ。
この日、桜庭は柴田戦を前にいつもの桜庭ワールドをさく裂させていた。午前中の計量では顔に黒マジックでひげを、腹には「必殺猫だまし」と書き、報道陣へ「にゃ~」と叫んでみせた。若い柴田をからかい、軽~く料理してやるとのメッセージだった。
ふざけているようだが、実は世代交代の波との戦いを続けてきた。昨年末の秋山戦も、もし負ければ桜庭時代の終えんを覚悟した決戦だった。クリーム塗布により無効試合に終わり、くすぶりかけていた桜庭の闘志だったが、年末の船木戦が濃厚となり息を吹き返した。
そしてこの日、ヒクソンとの握手が桜庭に大きなエネルギーを与えた。グレイシーハンターとして名を残してきた男が38歳にして、そのグレイシー一族最強の男との戦いに近づき、実現へ動きだそうとしている。
[2007年9月17日8時45分 紙面から]
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