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アマレス協会主導で「総合」新団体設立へ
日本レスリング協会が中心となる日本総合格闘技協会の設立が15日、発表された。会長に就任した福田富昭日本レスリング協会会長(65)らが都内で会見。PRIDEの消滅で苦境に立たされた格闘技界を活性化させるべく「新格闘技イベント」の立ち上げを宣言した。業界のイメージ改善のためコミッション委員会を置き、運営と競技両面の透明化も約束。来年7月にもレスリング出身のプロ格闘家を集め、第1弾興行を行う計画も浮上した。
苦闘の格闘技界を救うため、新団体発足が発表された。福田会長は「総合格闘技の確立のために協会を設立する」と力を込めた。現在は任意団体だが、法人格取得、さらに総合格闘技の五輪種目採用まで視野に入れ日本オリンピック委員会への準加盟も目指す。
第1目標はPRIDEが事実上消滅し、戦う場を失った選手のための舞台づくりだ。4月から計画を進め半年で協会設立を実現した。「ルールはPRIDEやHERO’Sを参考に一部、違った部分を入れていくと思う」と福田会長。31日を期限に大会名を公募。ルールとともにファンに親しまれる興行をつくり上げる。
格闘技界の「負」のイメージの払しょくを目指し、コミッション委員会も設置した。同会長は「公明正大にやるためのシステム。興行の世界でありがちな闇社会との関係は持ってはいけない」と断言。コミッショナーに井上幸彦元警視総監、副委員長に松浪健四郎衆議院議員らを据え運営と競技両面で透明化を図る。
出場選手、大会日程、テレビ放送は交渉中で未決定だが、第1回興行として来年7月7日にも「七夕チャリティーマッチ」を開催する計画が浮上する。03年7月27日に全日本プロレスが同様の興行を行い、収益をレスリング日本代表の強化費に充てた前例はあるが、今回はプロ格闘家を多く輩出したレスリング協会が主導。OBの山本“KID”徳郁、藤田和之らが出場するドリームマッチ実現の可能性もある。ほかの格闘技団体と協力関係を構築していく構えで、格闘技界に新たな流れを生み出していく。【菅家大輔】
[2007年10月16日8時51分 紙面から]
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