安田が復帰戦でいきなり骨折/IGF<IGF:東京大会>◇20日◇東京・有明コロシアム◇6233人

 自殺未遂から復活した安田忠夫(44)が闘志を見せた。メーンのともえ戦で持ち前のラフファイトでレネ・ローゼ(オランダ)へのリベンジを果たした後、小川と対戦。連戦のダメージが抜けず、一方的に攻められた。小川のキックで左腕の尺骨を骨折したが、気迫で立ち上がり続けた。猪木の乱入で混乱のまま試合は終わり、試合後はコメントすることもできなかったが、根性だけは見せた。

 借金問題とプロレス人生への不安から10月に練炭自殺を図った。だが、周囲の支えで再起。特に入院中に付き添ってくれ、この日もセコンドについた長女AYAMIさんへ恩返しするつもりだった。娘の前での快勝は逃したが、気持ちは伝わった。AYAMIさんは「痛いのに立ち上がる姿に感動して泣いちゃいました。ケガを治して頑張って欲しい」とダメな父親を見直した。猪木はケガから回復すれば、2月の大会にも安田を起用することを示唆しており、次戦で真価が問われることになりそうだ。[2007年12月21日8時45分

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