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15歳HIROYA「勝つに決まってる」
格闘界の新機軸「K-1 甲子園」に出場するHIROYA(15=フリー)が29日、有言実行での優勝を宣言した。Dynamite!!での「K-1 甲子園 U-18 日本一決定トーナメント」(31日、京セラドーム大阪)に向けてこの日、大阪入りした。これまでの優等生発言から一皮むけ、自身にかけたプレッシャーに打ち勝つ覚悟だ。
HIROYAは風邪をひかないよう、きちんとマスクをしていた。家族と入った喫茶店でも飲み物は口にせず1度だけ水で口元を湿らせただけ。衝撃のK-1デビューから1年もたたないうちに、本物のプロになろうとしている。その姿勢は言葉にも出た。
HIROYA「口に出して言ったことは実行しないと。責任を持って優勝を果たしたいです」。
26日早朝にタイから帰国しこの日、大阪入りした。30度にもなるバンコクから、真冬の日本に戻っても疲労はない。たっぷり練習を積んだ顔は精悍(せいかん)で、セーター越しにたくましくなった肩付近の筋肉が隆起する。
今回の相手は同世代のファイターだ。中学を卒業してタイに武者修行に出たHIROYAは負けるわけにはいかない。
HIROYA「体調も万全です。勝つに決まっていると思っています。2試合ともKOがベストです。お客さんに楽しんでもらえる激しい試合をしたいです」。
試合10日前に対戦相手が中3の藤から18歳の才賀に変わった。「藤選手と試合をしたかった。でも、中学生が試合するのは大変なんですね。(卒業する)4月には試合ができると思うので楽しみにしています」。突然のアクシデントにも心の揺れは見せない。
HIROYAの目はもっと先を見つめている。「来年はブアカーオのジムに出げいこに行ってみたいです。それにK-1でもムエタイでも、強い人と試合をしたい」。体も大きくなるが、魔裟斗のような強い者に挑むスピリットもぐんぐん成長している。
この日、病気と闘う友達が手作りした応援ボードが手元に届いた。HIROYAは大切に、手に提げていた。「いろんな人の思いを背負って、こいつには本当の意味で強い人間になってもらいたいです」。父儀信さんの言葉を横で黙って聞いていた。HIROYAにとって優勝を義務付けられた戦いが始まる。【井上真】
[2007年12月30日9時12分 紙面から]
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