ボクシング界のお目付け役に金平会長選出
究極のサプライズ人事?
東日本ボクシング協会は21日、都内で理事会を開き、新設のコンプライアンス(法令順守)委員会の初代委員長に協栄ジムの金平桂一郎会長(42)を選出した。東日本協会の大橋会長の指名を受け、満場一致で選ばれた。
これも「災い転じて福となす」かもしれない。金平会長は、昨年10月、亀田の所属ジム会長としての監督責任を厳しく問われた。日本ボクシングコミッション(JBC)からはクラブオーナーライセンスの3カ月停止処分を受けた。東日本協会の副会長、理事職も辞任していた。それらの役職に3カ月ぶりに復帰すると同時に、新たな大役を任された。
亀田の反則騒動時、金平会長はテレビ局をはしごして、深々と頭を下げた。その姿を見て、一部からは「危機管理のプロ」「謝罪のプロ」との声も上がっていた。大橋会長は「あの応対の素晴らしさを含め、金平会長以外に適任はいない」と抜てきの理由を説明。今後は選手への法令順守の徹底はもちろん、法令違反が起きた時の対応などを全面的に任せていくという。
ここ数年、協栄ジムでは立て続けに騒動が起きた。06年2月には、当時日本バンタム級王者だったサーシャ・バクティンが傷害容疑で逮捕された。昨年の亀田反則騒動は社会問題にまで発展。金平会長は「(委員長就任は)騒動を糧にして頑張れとの激励と理解している」。コンプライアンス委員会委員長として、2度と騒動の当事者にはならないつもりだ。[2008年1月22日8時18分
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