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詳細速報 <ハッスル 4・20大阪>

◆Dream Stage Entertainment ハッスル16

◇大阪府立体育館◇2006年4月20日◇19:00 ◇観衆7298人  
ニューリン様ががい旋HG撃破

 NEWインリン様(ニューリン様)が鮮烈デビューを果たした。先代インリン様がラストM字ビターンで産み落としたイン卵様から生まれたのは、母と瓜二つのNEWインリン様だった。「ママみたいに優しくない」というニューリン様は「コロス」と吠えながら、地元がい旋となるHGを圧倒して勝利。HGを「物足りない。早すぎ。このカス野郎」とこき下ろし、小川直也には「うぜーんだよ。私がやってやる」と宣戦布告した。凶暴なニューリン様の誕生に高田総統も高笑い。高田総統をリングに上げるというハッスル軍の野望は、またしても遠のいた。

写真=卵のカラを割って現れた“イン卵様”改めニューインリン、略して“ニューリン様”

▽ハッスル軍対高田モンスター軍5対5サバイバルマッチ無制限1本
○NEWインリン様
(高田モンスター軍)
5分20秒 
卵マヒストラル
HG×
(ハッスル軍)
 地元がい旋マッチとなったHGが生まれ変わったインリン様に敗れた。花道に登場したイン卵様をTAJIRIが奪いリング上へ。HGはアトミックドロップからフォールするも、レフェリーは肩が確認できず、フォールを認めなかった。スクリーンに高田総統が登場し「お前らバカか? 卵が試合をするわけないだろ。本物はさらに進化を遂げ、誕生の瞬間を迎えた」と紹介すると、花道の奥に2メートルはある卵が登場。殻を破って出てきたのは卵を産み落としたインリン様に瓜二つのNEWインリン様。角が生え、母よりも過激な衣装で登場したNEWインリン様はムチ以外にもミドルキック、カウンターエルボー、アームホイップに腕固めでプロレスの動きも披露。「コロス!」と吠えながらムチの柄をHGの喉に突き立てるなど、母より明らかに凶暴化したNEWインリン様は反撃を許さず、HGの必殺技69ドライバーもキックアウト。最後はワキ固めから流れるようにラ・マヒストラルを決め、デビュー戦を白星で飾った。

  試合後、高田総統が花道に登場した。

  高田総統「おい、腰振り。地元で恥をさらした気分はどうだ? お前が勝ったら(私が)試合をしてやろうと思ったのに残念だよ。紹介しておこう。私の新たなる右腕NEWインリン、略してニューリンだ。喜べ、イントネーションには注意するようにな。おい、ニューリンよ。気分はどうだ?」

  ニューリン様「ぜんぜん物足りねぇ。腰の使い方がすげーって聞いてたのに、正直ガッカリ。早すぎ。このカス野郎が!」

  高田総統「貴様のプロレスなんぞ、しょせん素人に毛の生えたレベルだよ。わかるだろ? もうプロレスは諦めた方がいいんじゃないのか? 故郷にがい旋していい思い出ができただろう。大ケガをする前に、芸人としての賞味期限をもっと有効に使うことだな」。

  HG「セイ! セイ! セイ! あなたの股間にある統括本部長が『出てこいや!』してないのに諦めるわけないでしょう。ニューリンとやら。あなたにカリはないけど、借りができました。次は乳輪を真っ黒にしてやりますよ。干しブドウ、フォーッ!」

  小川「何がニューリンだよ。生まれてすぐなのに、そんなにでっかいのはおかしいだろ!」

  ニューリン様「オッサン、うぜーんだよ。ガタガタ言うなよ。だったら次は私がやってやるよ。私はママみたいに優しくないからよ」。

  川田「わかったかチキン。そういうことだよ。バッドラッ…」。

  高田総統「ちょっと待て! 何をどさくさに紛れて締めようとしてるんだよ。何度も言わせるな。締めは私。何だよ、その顔はよぉ。ずいぶん反抗的じゃないか。不満があるなら、この後に楽屋でやろう。大阪の諸君、また秋にお会いしよう。バッドラックだ!」

  高田モンスター軍が退場。

  小川「また面倒くせえのがでてきたな」。

  HG「なぜかプロレスラーとしてがい旋したんですが、女性が相手で私の通天閣が反応しなかったということでお許しください。3・2・1・ハッスル! ハッスル! フォーッ!」
▽ハッスル軍対高田モンスター軍5対5サバイバルマッチ無制限1本
○HG
(ハッスル軍)
5分42秒 
体固め
アン・ジョー司令長官×
(高田モンスター軍)
 初のシングルマッチに臨んだHGはバックを取って腰をグラインドし、コマラツイスト、PWと下品な攻めで圧倒。セコンドの介入で反撃を許す場面もあったが、69ドライバーで勝利した。
▽ハッスル軍対高田モンスター軍5対5サバイバルマッチ無制限1本
TAJIRI
(ハッスル軍)
7分30秒 
両者リングアウト
川田利明
(高田モンスター軍)
 TAJIRIは花道を使わず後ろから奇襲をかけるも体格差の違いから劣勢に。ラリアットでフラフラとなったが、パワーボムをウラカンラナで返し、タランチュラを決める。川田に場外へ連れ出されたが、TAJIRIは逆に川田をカメラ台に張り付けにして勝利を確信した。しかし、余裕を持ちすぎてしまい、リングまであと1歩のところでカウント20。策におぼれてしまった。
▽ハッスル軍対高田モンスター軍5対5サバイバルマッチ無制限1本
○川田利明
(高田モンスター軍)
5分1秒 
片エビ固め
大谷晋二郎×
(ハッスル軍)
 大型選手を相手にスタミナを使い果たしていた大谷は粘りを見せたが、パワーボムから垂直落下式ブレーンバスターで敗れた。
▽ハッスル軍対高田モンスター軍5対5サバイバルマッチ無制限1本
○大谷晋二郎
(ハッスル軍)
2分57秒 
回転エビ固め
ソドム×
(高田モンスター軍)
 ソドムの圧倒的なパワーに苦しめられたが、大谷がソドムの攻撃をかわして丸め込み、ハッスル軍の3連敗を阻止した。
▽ハッスル軍対高田モンスター軍5対5サバイバルマッチ無制限1本
○ソドム
(高田モンスター軍)
1分22秒 
体固め
Erica×
(ハッスル軍)
 ハッスル軍のXとして登場したEricaだったが、セクシーポーズで挑発するも逆に怒りを買ってしまう。裏拳を決めるも全体重をかけた浴びせ倒し式のショートレンジラリアットからソドムドライバーで力つきた。
▽ハッスル軍対高田モンスター軍5対5サバイバルマッチ無制限1本
○ソドム
(高田モンスター軍)
1分51秒 
体固め
小川直也×
(ハッスル軍)
 足を引きずる小川の前に現れたのは、猛犬ドーベルマンのDNAを注入したという2メートル級の新モンスター。小川はSTOボンバー決めるもダメージが深くてカバーができない。徐々に流れは変わり、三角飛びダイビングラリアットからボディープレスで沈んだ。
▽ハッスル軍対高田モンスター軍5対5サバイバルマッチ無制限1本
○小川直也
(ハッスル軍)
6分23秒 
片エビ固め
ジャイアント・バボ×
(高田モンスター軍)
 入場するまで誰が出てくるかわからない全面対抗戦。いきなり登場したハッスル軍キャプテン小川は、大みそかのPRIDE男祭りで足をケガして以来4カ月ぶりの試合。足に集中攻撃を浴びて顔をゆがめたが、STOボンバー1発でバボを沈めた。
▽よしもと軍団提供マッチ無制限1本
○島木譲二
×ユウキロック
6分53秒 
体固め
キャプテン☆ボンバー
有酸素運動マン
 吉本軍団がリングの上でコントを繰り広げた。試合前からマイクを使ったやり取り。場内実況の浅越ゴエ、解説ケンドーコバヤシの助け舟もあり、場内は笑いに包まれた。4人が持ちネタを次々と披露。八木真澄(サバンナ)似の有酸素運動マン、なかやまきんに君似のキャプテン☆ボンバーは道具を使う島木組に劣勢を強いられたが、ボンバーが「見えない戦闘機ステルス」でコーナーに上ったユウキロックに近づきステルスボンバーを浴びせる。2人がかりでデッドリードライブ「ステルスドライブ」を決めて勝ちを確信したが、なぜか敵チームの島木がユウキロックをフォール。レフェリーのメッセンジャーあいはらは3カウントをたたいてしまい、島木組の1勝1敗で試合成立となった。みんなから突っ込みを受けた島木は「頭の中からチンチラポッポ~」でオチつけた。
▽無制限1本
○坂田亘
with青木裕子
5分44秒 
回転エビ固め
鈴木健想×
with浩子
 坂田が健想の自爆で勝利し、青木の浩子への恨みを晴らした。体格に勝る健想のパワー、何度となく介入する浩子に劣勢となったが、坂田を肩に担いで回した健想が目を回してダウン。足元がふらつく健想は助けに入った浩子も場外に落としてしまい、坂田に丸め込まれてしまった。

  解説を外されるなど、浩子から辛い仕打ちを受けてきた青木は「坂田軍団のためならどんなつらい仕事でもします」と坂田に感謝。坂田は「注目度が増すから全試合に裕子の水着姿をかけるか」と発言。青木は不安な顔を見せたが、坂田は「オレたちが負けることなんてないんだよ」と意に介さなかった。
▽無制限1本
○ハッスル仮面レッド
ハッスル仮面ブルー
ハッスル仮面イエロー
8分45秒 
エビ固め
恐・イタコ
ザ・ネオ・デビル・ピエロ1号×
ザ・ネオ・デビル・ピエロ2号
 オープニングには地元がい旋となるRGMが登場。地元で大ブーイングを浴びるも「最近は忙しいので大阪は捨てました。8年間もRGMという天才を埋もれさせといて、お前らお笑いわかってんのか?」と毒づく。阪神のハッピを脱ぎ捨て、巨人軍のユニホーム姿になり「RGM=リアル・ジャイアンツ・マニア」と宣言すると、場内からは帰れコールが起こった。続いてスクリーンに高田総統が登場。間寛平の「かい~の」を披露し「RGM、ギャグとはこうやるものだ」と一喝。指を回してからポーズは「ビターン!」ではなく、「チッチキチー」を決めた。

  青森からやってきた恐・イタコがまたもモンスター軍の邪魔をした。序盤はジャイアント馬場さん、ジャンボ鶴田さんを降臨させて、新コスチュームのハッスル仮面を痛めつけたが、「パワーホール」が流れ長州力になるかと思いきや、すぐに「ナイト・オブ・ファイヤー」が流れ、イタコは長州小力となってパラパラを踊りだす。隙だらけとなり、後ろからイエローに吹っ飛ばされ戦線離脱すると、1号がレッドにスーパーウラカンラナで敗れた。


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