▽GP決勝3分3回延長2回 |
○セーム・シュルト | 判定 | ピーター・アーツ× |
シュルトが苦しみながらも連覇を達成した。1回は前蹴り封じるために接近戦を挑んできたアーツに手を焼いたが、左ひざ、右フックをクリーンヒットし、コーナーに追い込んで左右の強打、ひざ蹴りをまとめた。2回には前蹴りからひざ蹴りのコンビネーションでダウンも奪った。しかし、執よう飛び込んでくるアーツの気迫に押されて次第に後退。3回も顔面にパンチを浴びたが、最後は左ジャブを突いて冷静に距離を取り、悪い流れを断ち切った。判定は3-0。文句なしの勝利だった。
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▽スーパーファイト3分3回延長1回 |
○バダ・ハリ | 判定 | ポール・スロウィンスキー× |
バダ・ハリが冷静な試合運びを見せた。左右のローキックを狙うスロウィンスキーに、左右のストレートパンチで対応。強烈な左ミドル、跳びひざと多彩な蹴りも披露した。2回も相手のローを警戒しながら左右ストレートを顔面に集めてポイントを稼ぎ、3回は相手の攻撃をさばきながら左右のジャブを確実にヒットした。必要以上に深追いせず、確実に3-0の判定勝利につなげた。 |
▽GP準決勝3分3回延長1回 |
○ピーター・アーツ | 2回1分2秒 TKO | グラウベ・フェイトーザ× |
代役アーツがフェイトーザに逆転勝ちした。ボンヤスキーは準々決勝のダメージでドクターストップ。第1リザーバーのレコも左足を負傷して準決勝出場が不可能になり、リザーブファイトで武蔵を制したアーツが代役になった。
立ち上がりは右ローを連発したが、左ハイをテンプルに食うとガクンとペースダウン。左右のストレートを顔面に浴び、左ミドル、カカト落としで一方的に攻め込まれた。しかし、2回から接近戦で勝負をかけると流れが変わった。左右のパンチを振るい、ロープに追い込んでラッシュ。リング中央に逃れたフェイトーザに右フックから左ショートアッパーを浴びせてダウンを奪った。立ち上がったフェイトーザだがダメージは深刻で、レフェリーがストップした。 |
▽GP準決勝3分3回延長1回 |
○セーム・シュルト | 判定 | アーネスト・ホースト× |
連覇を目指すシュルトの完勝だった。1回は左右のストレートでホーストを押し込みながらひざ蹴りを狙うパターンでペースを掌握。2回はコーナーに詰めてラッシュを繰り返し、前蹴り、左ハイも織り交ぜた。3回も前に出続けてパンチ、ロー、ひざと攻撃の手を緩めず、3-0の判定で過去4度世界王者の復活を阻んだ。
ホーストは大きなダメージにもダウンせずにリングに立ち続けたが、この試合を最後に引退。リング上で四方に深々と一礼すると客席からスタンディングオベーションが送られた。 |
▽GP準々決勝3分3回延長1回 |
○レミー・ボンヤスキー | 判定 | ステファン・レコ× |
ボンヤスキーが2度のアクシデントを気迫で乗り越えた。開始早々にレコのローキックを急所に受けて試合中断。ダメージが回復せず、次の試合を繰り上げる緊急阻止が取られた。しかし、1試合をはさんで再開された直後に、ボンヤスキーは再びバックスピンキックを急所に受けて2度目の中断になった。
苦しそうな表情のボンヤスキーは、執念で再開に応じた。足元がふらつき、ハイキックには全くキレがない。1回は必死にガードを固めて何とかレコの攻撃に耐え抜いた。2回も手数で圧倒されて防戦一方だったが、終盤にローキック、ひざ蹴りの連続攻撃で意地を見せた。3回も終始守勢だったが、カウンーの右フックでダウンを奪ったのが生きて3-0の判定勝利を手にした。 |
▽リザーブファイト3分3回延長1回 |
レイ・セフォー | 1回40秒 KO | メルヴィン・マヌーフ |
セフォーが秒殺した。軽快なフットワークを駆使するマヌーフに、左右ローを痛撃。さらに強烈な右フックを頭部にたたき込んでぐらつかせ、追い撃ちの右フックでKOした。 |
▽GP準々決勝3分3回延長1回 |
○グラウベ・フェイトーザ | 1回1分11秒 KO | ルスラン・カラエフ× |
フェイトーザが必殺のハイキックで快勝した。カラエフの左右高速パンチに後退したが、バックスピンキック、バックハンドブローを見切って左ハイキック一撃。カラエフの意識を飛ばしてロープ際で棒立ちにさせると、左右フックからひざ蹴りのコンビネーションで追撃。次の瞬間、レフェリーが試合を止めた。 |
▽GP準々決勝3分3回延長1回 |
○アーネスト・ホースト | 判定 | ハリッド・ディ・ファウスト× |
ホーストがキャリアの差で辛くも逃げ切った。1回はファウスト猛攻を浴び、左フックでバランスを崩すなど不安定な立ち上がり。しかし2回に入るとベテランの味を発揮し、タイミングを見計らってコーナーに追い込んでラッシュを仕掛けるなど、巧みな試合運びを見せ始めた。3回も相手の攻撃を殺しながらの効率的に攻めてドローに持ち込んだ。延長では右ローで相手の出足を止め、確実に有効打を決め、判定で勝ち上がった。 |
▽GP準々決勝3分3回延長1回 |
○セーム・シュルト | 判定 | ジェロム・レバンナ× |
シュルトが連覇に向けて好発進した。立ち上がりから冷静に戦った。ステップインし強打を振るってくるレバンナに対し、前蹴り、ローをタイミングよくヒットして距離を保つ。2回も前蹴りで距離を取り、接近されると右ひざを突き上げてペースを握り、終盤には左ハイキックでダウンを奪った。3回はバンナの攻撃に後退しながらも左ハイ、右ひざ蹴りで反撃を許さず、3-0の判定勝利を収めた。 |
▽リザーブファイト3分3回延長1回 |
○ピーター・アーツ | 1回2分53秒 KO | 武蔵× |
武蔵が惨敗した。左右パンチ、ローキックを放ちながら前進してくるアーツを軽いフットワークでかわしていたが、ロープ際に追い込まれると展開が急変。右フックを浴びて動きが止まり、左アッパー、右フックの連打を浴びてダウン。何とか立ち上がったが目はうつろでダメージは深く、再びロープを背にしてパンチをまとめられ、2度目のダウンでKO負けした。 |
▽オープニングファイト3分3回 |
○堀啓 | 判定 | キム・ギョンソク× |
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▽オープニングファイト3分3回 |
○沢屋敷純一 | 判定 | 野田貢× |
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▽オープニングファイト3分3回 |
○佐藤匠 | 2回2分47秒 KO | 高萩ツトム× |
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